医学界で女性排除は男性にとってもマイナスだ!
東京医科大学で、入試に際して女子受験者の点数を一律に低く抑えていたことは発覚するや大きな反論がでている。しかしその反論は紙上でのことで、その深層は未だ十分にさぐられていない。
医師の人材派遣会社の今月の3日から6日までのインターネット上のアンケートによると、男女103人が回答。
一律減点にー理解できる 18.4%
ある程度理解できるー46.6%
あまり理解できないー3.9%
理解できないー31.1%
以上から見えてくるのは男性医師の深夜勤務や当直の多さは現実で実際には現状ではやむおえないという声が多いいようだ。女性医師からも家事育児のために仕事量を調整せざるを得ず、現状はやむおえないという声が顕著だ。
これでは堂々巡りの意見開陳 にすぎず、結論的には現状に甘えざるを得ずという風潮にながされる。
安倍総理が輝ける女性というなら、その輝ける女性を輩出させるためには具体的にどうたい処すべきかを家事、育児、子供の教育という三点から具体的打開策を考えるべきだ。
まず第1に子供は個人の家の子供であるのみならず、大切な社会の子供であるという観点を認識するべきで、この点から乳児院、保育所を病院の近くに設置する義務を法制化する
第2に家事の社会化という点だ。個別家庭での調理の数%は公的レストランで賄うとか、細分化された家事労働を今一度再編成、公的にフォローできるものはそこで賄うようにするべきだ。デンマーク、フィンランド、スエーデンの例に着目すべきである。
第3に子供の教育の点では、病院に託児所を併設して(あるいは院内に併設)夜勤勤務の男女の医師が自分の子供を時間の合間にも見れる状態を制度化するべきだ。
結局、家事、育児、子供の教育は単に女性の仕事のみならず、男性の仕事でもあるという意識改革が何よりも大切である。この方が厳しい勤務を強いられている男性にもずっと重荷がなくなり、女性も出産 家事で大切な仕事をなくしたり、社会に出て自己実現をしようとする女性の気持ち萎えさせることを避けることができる。
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