ウクライナ問題ーロシアに対する制裁は実効性があるか(3)
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アンドリュー・ワイス: 制裁はこれはプロセスにすぎない
それはドイツがノルド・ストリームのルートをつうじてロシアの天然ガスを購入している。制裁に出る事によってロシアとの関係性を絶ちたくないというのが本音だ。
ということはエネルギーをロシアから供給されている限り、際立つ制裁はご法度になることがわかる。
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ウクライナ南部・東部の連邦制を支持する市民を制圧するために仕掛けた「反テロ作戦」は失敗している。
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_04_15/271223668/
2日には オデッサの商業ビルで暫定政権側の襲撃をうけ、41人の連邦支持派が殺戮された。
このまま暫定政権は(その中心は実はCIAの実戦部員)南部、東部の連邦支持派との小競り合いを
繰り返しながらその小競り合いを拡大する憂うべき局面にさしかかっている。このまま拡大の一途をとると
シリヤやエジプトなどのように戦争拡大がおおっぴらになっていくだろう。
この間西側のEU, アメリカによるロシア制裁は着々と進行中のようであるが、その効果は思ったより
はかばかしくないようだ。ロシアにとってはじわじわボディー・ブローのように利いていくだろうが
要はグローバル時代,金融,エネルギーなどあらゆるものが世界的規模で密接に結びついているので理論
上考えているほどそう単純ではない。
例えば現在西側によって取られているのは限定的だ。米・EUの企業投資がロシアでは制限されたり、
ロシア人のビジネスマンのウクライナ入国の制限。またヴィザ、マスター・カードなどの若干の制限もある
ようだが、実効性はないだろう。大きいと思えるのはロシア側の天然ガス輸出がロシアによって制限され
ることまた、ロシアへのウクライナ人の入国の際のヴィザの必要性、ロシアに在庫しているアメリカフィ
ルムのアメリカへの持ち出しの制限など、エネルギー関連を除いてそれ程大事にはいたらないものばかりだ。http://izvestia.ru/news/570216%20/l%20ixzz30kp7SNjY
米・EUによるウクライナへの軍事的テコ入れが強まり、ロシア派の人々の軍事的圧力が強まり、それに
対する抵抗が強化されれば、プーチンは何らかの対抗としての制裁と軍事的圧力を考えうるとインタビュ
ウーで答弁している。戦況は拡大気味で、いついかなる時に大戦になりうるか予断を許さない状況だ。
ウクライナ統一支持派と連邦制を主張する反マイダン派との間の衝突の犠牲者は、2日夕方までに43人に達した。
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_05_03/271936765/
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