中国は日本に対抗する戦術を変えつつある
最近の中国は王毅外相の肝いりで国連に尖閣諸島の是非を訴える戦法をとりつつある。
この戦法により、広範な国々にことの是非を訴え、国際的な関心を喚起させ、もって中国に利益なら
しめる手法に変えようとしている。→このやり方は日本にとってもうけて立つ覚悟はできているだろう。
過去の様々な文書をつきあわせ、客観的事象を組み合わせ、論理だった議論が出来ることが最も大切
だからだ。
イズベスチア記者は極東問題専門家や、日本の専門家の論文を引き合いに出しながら、安倍政権の
政治の足取りを次のように論評している。すなわち、靖国参拝問題はあくまで国内問題であること、また
近い将来安倍がもしアメリカとの紐帯を日米安保により強めることも可能であろうが、将来的長い目でみ
ると、アメリカは北京との友好発展のために、東京との関係の一部を中国に譲り渡すだろう。すなわち、
それほどにアメリカのちからは衰えてくることを予言しているとみていいだろう(→筆者のつけたし)つ
まりアメカは太平洋の一部を中国に譲り渡す覚悟でいるということだ。(*筆者註)だからこのような将
来的状況のなかではいくら安倍がいきり立って、防衛力増強、核武装を実行に移そうとも、日本のような
小さい島国が、十数億を抱える中国には太刀打ちできないことは自明だと結論づけている。
註:すでに習近平とオバマとの間では太平洋分割案が話し合われ、その中にはもちろん日本がふくまれて
いる。アメリカ事態も将来、5分割、6分割の案が検討されているようだ。
Китай меняет тактику в противостоянии с Японией – Известия http://izvestia.ru/news/563765
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