APECにおける中露会談
去る7日、ウラジオストックで中露首脳会談がもたれる。
中国の胡総理はこの秋の共産党大会で一切の職務からおりる
ことをすでに言明。この首脳会談ではグローバル時代における
経済危機に警鐘をならせた。一方プーチン大統領はこのAPEC
開催国としてこのチャンスを利用してアジア・太平洋の諸国にたいして
欧米への窓口になることを積極的に表明。極東がかわりうる
チャンスとしてAPEC会議の意義を強調している。
なかなか抜け目のない主張だ。
中露会議はこの場では大成功だが、実際にはお互い腹の
探り合いではなかったのか。
政治的には水も漏らさぬ関係だが、
資源供給をめぐってはなかなか熾烈きわまりない
戦いを展開させているのは周知のこと。
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