7月 29, 2015

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村田光平元スイス大使、バッハIOC会長に東京のオリンピックからの名誉ある撤退を要請する

 

 

今日は、反骨異色の平和活動家、元スイス大使の村田光平先生のオリンピック会長バッハ氏への東京開催中止要請を記したい。村田先生と管理人は地球科学・倫理学会で何回も顔を合わせている同じ学会員である。先生の反骨の核廃絶を願う行動原理は先生の研究、著書からもあまねく知れ渡っている事実である。その考えの根幹にはこの世の中のあやまちをただし、母性原理に立ち返って今一度考えなおし、社会原理を構築しなおしたいという深い希求がある。

ここ数年の先生の活動は精力的に講演、地球規模での国家の要人への数々の手紙作戦である。駐日ケネディ大使への呼びかけで著名な平和希求の女性団体へ呼びかけたり、またスイス知人を介してのスイス要人への呼びかけは大きな効を奏して、名誉ある東京オリンピックからの延期ないし中止を提言して貰うことにもなった。このような地道な呼びかけ運動は世界からも大きな関心を呼び、フクシマの被曝の現実と首都圏での甚だしい汚染状況に対する世界的な関心を徐々に呼び覚ましているのである。時おりしもIOCの理事会が東南アジアで同時進行しているので、そのチャンスをとらえて、村田先生は以下のようなバッハ会長に28日付けで手紙をしたため、早速ご当人に出した。

この28日付けの手紙では、7月12日のTVの名だたる番組≪サンディー・モーニング≫ではすでに日本総研理事長の寺島実郎氏と民放の岸某氏がオリンピック東京開催の危うさないし中止予言等、世論の動きを見ながら、従来のオリンピック開催の可能性が劇的に変化し、世論の目からもその不可能性が取りざたされていること、また国立競技場の再建築に軽くみつもっても合計2550億円もの経費がかかることを国民は知らされ、不自然な金のかかるデザインの取り下げなどの世論により、この無謀な計画の出直しをせざるを得ない状況になっていたことはだれしも既知のことであった。また何よりもフクイチ第一の原子炉の惨状、汚染水くいとめの凍土壁のナンセンスな設計、水素爆発を食い止めることも不発におわり、この上は撤退が何よりも合理的決断であることを数々の事例や衆目の見解によりわかってきたのである。これらの数々の不都合な事例により、文科省大臣でオリンピック担当責任者も更迭される事態に発展、この際、東京オリンピックの名誉ある撤退が最も理にかなっていることは衆目の一致した見解となっている。この東京オリンピックの名誉ある撤退を理事長もサポート下さることを切に願っているというのが先生の手紙の主旨である。

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以上、村田先生のバッハ会長への力強い英文での撤退サポート要請である。

 

 

 

Dr. Thomas Bach

President of the International Olympic Committee                                  Chateau de Vidy, 1007 Lausanne / Switzerland

 

Tokyo, July 28, 2015

Dear President Thomas Bach,

 

With reference to my letter addressed to you dated 19 July,2015,

I wish to inform you that the worsening situation in Fukushima is now the source of increasing anxiety.

 

Two influential television commentators, Jituro Terashima and Narushige Kishi, referred to the possibility of cancelling the Tokyo Olympic Games in an influential popular program “Sunday Morning” of July 12, and this for the first time !

The estimation of the total cost, 2 trillion yen according to President Yoshiro Mori of the Organizing Committee, has shocked the public. One hundred times less fund(34.5 billion yen) has been spent for coping with the contaminated water problem at the Fukushima Daiichi ! Today, power failure is reported for the underground frozen wall construction project and also for the nitrogen purge needed to prevent hydrogen explosion !

 

The image of the Olympic Games is being decisively tarnished.

A director general of the Ministry of Education and Science in charge of the National Stadium has been replaced. The pursuit of responsibilities has thus started.

A change in the public opinion is certainly taking place.

What is at stake is integrity and morality.

I am convinced that an honorable retreat from the Games is now the only adequate solution.

Please allow me to count on your support.

 

With highest regards,

 

Former Japanese Ambassador to Switzerland

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