国際善隣協会講演会「中国の金融改革とシャド-バンキング問題」11月21日PM18:30より

 

中国のシャドーバンキングは、2008年「四兆元景気対策」にともなった超金融緩和政策を機に、急激に膨張し、今は社会融資総額の半分までに拡大した。これらの資金が主に不動産業や設備過剰産業、地方政府系企業等に流れ込んだとみられ、中国金融システムの不安要素だとしばしば指摘されていた。

習近平政権は、市場化改革を中心とする本格的な経済改革に乗り出している。市場化改革の核心は、国有企業体制の改革であり、その中、不良債権処理をへて株式上場を果たした中国国有商業銀行5行をはじめ、国有・地方政府所有の銀行システムが、国有企業体制改革の最大の課題だと考えられる。これまでに銀行システムは、金利規制の下、低い金利で集めた預金を元に国有企業中心の融資を行い、中国経済成長を支えてきた。しかし、改革につれて、シャドーバンキングの拡大が示すように、資金が規制の弱い取引形態へ流れ、いわゆる「規制裁定」が活発し、銀行システム以外の資金が膨張した。完全な民営銀行設立の促進や地方政府債権発行、貸出金利下限の撤廃等金利自由化の前進等から、中国金融制度は、大きく変わろうとしている。

中國改革開放以降における金融改革による中国金融システムの変化からシャドーバンキングの発生背景、実体と役割につき説明するともに中国金融改革の今後の方向を考察したい。

テーマ: 中国の金融改革とシャド-バンキング問題

      ー迫られる金融体制の制度革新

◆日 時 : 2014年 11月 21日 (金)18:30 ~

◆講 師: 員 要 鋒  氏  帝京大学経済学部 専任講師

  帝京大学博士課程修了、Dr(経済学)、

中国河南省洛陽市出身、中国長春税務学院卒業

2010  帝京大学大学院経済学研究科博士課程終了 博士(経済学)

2014~ 帝京大学経済学部専任講師    専攻は、中国経済、金融論

著書 『中国型金融制度』(創土社、2013.7)

 論文・共著:「中国東北地方の産業高度化と日中協力の可能性」

        「吉林省における経済成長りバランス」、「中国金融改革における市場メカニズム」

        「中国における地方債務問題―財・政分離と財政・金融関係の視点

から」

司会  :西 忠 雄

◆場所 : 国際善隣協会 5階 会議室

   港区新橋1-5-5 TEL:03-3573-3051

   JR新橋駅銀座口から3分、東京メトロ銀座線新橋駅1 番出口から1分

  外堀通りの野村證券と三井住友銀行の間の小路を左折し、突き当たりの

    魚料理「さかなのまんま」がある「国際善隣会館ビル」の5F

      http://www.kokusaizenrin.com の「交通図」をご参照

参加費 : 1000円   学生無料

 出席通知は多少不確定でもお送り下さい)メール:fukutomi@kokusaizenrin.com 

◎ アジア研究懇話会予 定 12.12(金)18:30~ 

「資本主義の終焉と歴史の危機」 水野和夫 氏 (日大教授)

 

 

ホットなテーマを共に考えましょう。

11月 12, 2014

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Category: その他

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